鋼橋の仮組立検査業務を代替
部材計測システムと仮組立シミュレーションにより、鋼橋の実仮組立と同等の検査を行えるシステムです。
鈑桁・箱桁に適用可能で、橋梁メーカー各社で数多くの工事適用実績があります。
部材計測システム
市販の一眼レフタイプのデジタルカメラで撮影した画像ファイルを参照し、PCの自動解析ソフトウェアにより3次元値を算出します。部材形状、計測場所の制限が少なく、柔軟な運用性を特長とします。


シミュレーションシステム
CATSのシミュレーションシステムは次の4つのプログラムで構成されます。
1.部材形状検査プログラム
部材の不具合の有無は、CastarJupiterで作成された設計データと部材計測システムから得られた計測データを比較することによって判定します。
2.仮組立シミュレーションプログラム

従来の実仮組立と同様に無応力状態で部材を組立てます。この処理では、キャンバー、現場継手部のボルト孔間距離、主桁間隔の調整ができますので、理想的な仮組立形状を得られます。
3.帳票プログラム

実仮組立検査を行った場合と同等の検査資料を出力します。
4.後加工情報出力プログラム

シミュレーション形状のゲージ量で添接板の製作情報を出力します。この情報に従って添接板を作成することで、架設現場で仮組立シミュレーション形状を再現できます。また、CA*Ⅳを連動させることも可能です。
動作環境
OS | Microsoft Windows 8 / 10(32bit /64bit) |
必須ソフトウェア | MS-Office 2010 / 2013 / 2016 /2019 (32bit /64bit) |